経営法務の学習の進め方

一次試験

経営法務は、中小企業診断士の1次試験において2日目の最初の科目です。1日目の感触や疲れから、2日目を迎えるのが精神的に辛いこともあるでしょう。しかし、前日の試験の結果はもう変わりません。一度気持ちをリセットし、初日と同じ新鮮な気持ちで挑むことが大切です。

この科目は、いかに暗記した知識を正確に思い出して正解にたどり着けるかが鍵となります。財務会計や運営管理のような計算問題はほとんど出ませんし、企業経営理論で求められるような高度な読解力も、それほど問われません。

その反面、暗記していない論点を問われると、一気に不利な状況に追い込まれてしまいます。そのため、単に効率よく暗記するだけでなく、「なぜそうなっているのか」という背景や理由まで理解しておくことが重要です。そうすれば、仮に知らない知識を問われた際にも、思考を巡らせて正解を導き出せるようになります。

また、法務ならではの独特な言い回しや専門用語も多く、初学者にとってはとっつきにくいと感じることもあります。法務関係の仕事や学習の経験がある方は有利ですが、逆に、初めて学ぶ方にとっては専門用語を覚えるだけでも苦労します。

しかし、これらの知識は実生活で役立つ場面も少なくありません。単に「試験のため」と仕方なく覚えるのではなく、一つひとつのルールの「なぜそうなっているのか」という背景と共に、自身の知見を広げるつもりで学習に臨むと、知識が定着しやすくなるでしょう。