工場の生産性や品質を維持改善するために、工場設備の保全活動は重要です。保全活動と一口に言っても様々な種類の活動があります。
保全活動の種類

保全活動は、大きく「維持活動」と「改善活動」に分けられます。 維持活動は現在の設備状態を維持するための活動、改善活動は設備をより良い状態にするための活動と捉えると分かりやすいでしょう。
維持活動は、実施するタイミングによって「予防保全」と「事後保全」に分類されます。予防保全は故障や不具合が起きる前に行う活動、事後保全は発生後に行う活動です。
さらに、予防保全は「定期保全」と「予知保全」に分けられます。定期保全はあらかじめ定められた周期で行う保全活動です。一方、予知保全は設備の劣化状態を監視・診断し、故障に至る前の最適な時期に保全を行います。
改善活動は、「改良保全」と「保全予防」に分けられます。改良保全は、設備の信頼性向上や、保全・修理のしやすさを目的に改造を行う活動です。保全予防は、そもそも保全の必要性を低減させる、またはなくすための活動であり、故障しやすい設備をより信頼性の高いものに置き換える、といった対策が挙げられます。
特に「予防保全」と「保全予防」は名称が似ており混同しやすいため、違いを正しく理解しておくことが重要です。


